Penguin Diary

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webデザインをお仕事にしている、元アパレルバイヤーの日常記録です。

09 : movie【アバウトタイム】

abouttime-movie.jp

 

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下記は公式サイト作品紹介より抜粋した物語の主軸です。

 

あらすじ------------------------------------------------------------------------------------------

 

イギリス南西部コーンウォールに住む青年ティムは、

両親と妹、そして伯父の5人家族。


どんな天気でも、海辺でピクニックを、週末は野外映画上映を楽しむ。

風変りだけど仲良し家族。

 

しかし、自分に自信のないティムは年頃になっても彼女ができずにいた。

 

そして迎えた21歳の誕生日、

一家に生まれた男たちにはタイムトラベル能力があることを父から知らされる。

 

そんな能力に驚きつつも恋人ゲットのために

タイムトラベルを繰り返すようになるティム。

 

弁護士を目指してロンドンへ移り住んでからは、

チャーミングな女の子メアリーと出会い、恋に落ちる。


ところが、タイムトラベルが引き起こす不運によって、

二人の出会いはなかったことに!

 

なんとか彼女の愛を勝ち取り、その後もタイムトラベルを続けて

人とは違う人生を送るティムだったが、やがて重大なことに気がついていく。

 

どんな家族にも起こる不幸や波風は、

あらゆる能力を使っても回避することは不可能なのだと。

そして、迫られる人生最大の選択——。

 

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ティムの家はイギリスのコーンウォール地方にある、海に面した大きな一軒家だ。

隣接する家もなく、ただ大きな芝生の中にそびえたつ邸宅。

古き良きイギリス文化を濃縮したような、家具や調度品の数々に埋め尽くされている。

水色の壁が印象的で、登場する家族の個性をより一層引き立てる素敵な内装だ。

一族の彼ら曰く、金にとりつかれて寝食忘れて働き財をなした祖父の受け継がれし遺産、らしい。

 

主人公ティムは、田舎の少年にありがちな自分に自信をもてない心優しき少年だ。

そして、女性に対して好奇心があふれだす年頃の、いたって健康的な青年だ。

 

家族と過ごす穏やかでゆるやかな田舎での日々。

 

しかし、妹の美しい友人がホームステイしにきた夏、

父から突然、我が家には一家の男だけに代々受け継がれた能力があると

ティムに告白する。

 

それは、なんと、タイムスリップする能力。

 

手が触れられる範囲に、美しい美女がいる夏。

ティムは自分に自信がないまま、失敗と恥を重ねながら

どうにかして美女を手に入れたいと画策するが、

それは何度タイムスリップをしても叶うことはなく夏は終了を迎える。

同年代の少年の多くが経験するだろう、塩辛い初恋だ。

(といっても、たいていのそれは、恋心というより

 性的に触発された出来事と対象を、初恋にすり替えている

 男性が多くいる。

 そして、多分にもれずティムのこのケースもそうにちがいない。)

 

その後、ティムは進学のため、長年慣れ親しんだ家と家族から離れ

イギリスの中心ロンドンへと居を移す。

 

そこでも相変わらず自分に自信をもてないままのティム。

そして、彼女のできない日々は続く。

冴えない友人と過ごす学生生活を経て、就職を迎える。

 

そんな中、電気を落として食事をするコンパに誘われ、

(どうにもイギリスらしいコンパイベントのように思う)

店をでたところで、イギリス人らしいユーモアのセンスを

発揮していたメアリーと出会う。

その愛らしい笑顔に、ティムはあっという間に恋に落ちてしまう。

 

そして、タイムトラベルの能力を駆使して

メアリーを手に入れるべくティムの奔走は始まるのだ。

 

何度かの失敗を繰り返し、タイムトラベルの罠に陥りながらも

ティムはそれでも根気よく、決してあきらめず、

メアリーが自分に恋に落ちるよう、何度でもトライする。

 

タイムトラベルという能力は、

神に等しく与えられていない能力で、少し卑怯だ。

でも、ティムはその能力を自分と、自分の愛する人の幸福のため以外には使わない。

 

ティムのメアリーに対する情熱は、恋心は、確かで、本物で、

まっすぐで、実直で、誠実だ。

 

これで恋に落ちないならば、メアリーは本当に大馬鹿野郎だ。

 

そして、2人はすぐに同棲生活をはじめ、

ティムのタイムトラベルの能力は相変わらず幸福のために使われ、

穏やかで愛しい日々は濃密さを増していく。

 

何気ない一言、何気ない約束、何気ない動作のひとつひとつ。

それは大きな時間の流れの中では、さして影響のないものだが、

決してそれはすべて毎回起こり得ることではなく、

ひとつひとつが一度きりしかない出来事なのだ。

人と人とが作用しあって、その時々にしか生まれない言葉、

掛け合い、シーン・・。

 

愛は目に見えないものほど尊い。

ただ心からだれかを愛し、その愛する人の幸福を願い、日々を大切に生きるだけで、

わたしたちはティムのようにタイムスリップする能力がなくとも、

ティムの祖父のように大金を手にせずとも、

幸せに生きることができる。

 

ただ、最も人生で不幸な出来事は

愛する人が見つからず、一生を通して1人でいること。

 

時間はいつもとまらず、前に進み続ける。

 

隣にいてくれる愛する人、また家族、そして友人を誇りに思い、

また、自分が過ごしてきたこれまでの人生や、

今現在の何気ない日々の一幕を、驚きと感動と幸福をもって

大切に思わせてくれるそんな映画です。

 

 

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