35 : movie【ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります】
こちらを見てきました。
すでに3度目となるエキスポシティで!
ちなみにこの日、わたしは乗り換えを誤り
上映9分前に駅につくという超大ポカをやらかしました。
おかげで映画を観る前に、ふるふる君に
ごめんねを直接いうつもりがすっかりタイミングをのがし
なんならふるふる君にチケットを発券させ
ドリンクをかわせてまたせるという失態。
ゆっくり会話する間もなくばたばたと場内へ。。
という前置きはさておき、ちょっと1度体験してみたかった
エグゼクティブシートを今回とってみました。
座ってみた感想は、目線はスクリーンにぴったりとあって
物を置くスペースが左右にゆったりととってあるので
隣の人を気にするストレスはなく楽ちんではあったのですが、
ちょっとふるふる君との距離も遠くなってしまい
ホームシアターで映画を観ている気分にはなれましたが
座り心地がノーマルシートと大差なく、むしろ椅子幅が左右に広いのに
座面の奥行が比例して深くなっておらず、若干浅いことで体が不安定で
個人的には期待値に届かず。
この程度なら、3Dや迫力系じゃない映画でエグゼクティブとる必要は
あんまりないかな・・というところでした。
荷物が多い日はとりたいですが、そんな日はそうないでしょう。
でもシェアするポップコーンはたべやすくてよかったです。
ほんで、肝心の映画ですが
モーガンフリーマン久しぶりにみたな~というところと
老人になった子なし夫婦の住宅話にしては
かなり途中アップダウンが激しくて
ちょっと予想と違いました。
もうちょっとハートフルなじんわり系かと思っていたのですが
結構はげしかった。
ストーリーは、ブルックリンのエレベーターのない5階でくらす老夫婦が、
年をとったことで階段の上り下りがつらくなってきて
家を売って新しいところにすもうとすることからはじまります。
そこで、不動産売買を手掛けるシンシアニクソンが
この老夫婦のエージェントとしてつくのですが
よくしゃべるやり手で、場所がブルックリンという設定が
どうしてもSATC(セックスアンドザシティ)で弁護士役として
登場するミランダとだぶって、ちょっとSATCファンが
ちがう角度でニヤっとなるかもしれません。
NYってほんと、住宅高いんですね。
競売にかけていくプライスを日本円に換算して
ぎょ~ってなりました。
夫婦は110万ドルの家を買おうとするのですが、日本円で約1.2億くらいじゃないの~
そしてブルックリンでエレベーターなくても
90万ドル前後のオファーがつくって。
飼い犬の治療費、1000ドルの治療費をしぶるモーガンよ
そんなんならとりあえず毎日のスタバをやめなよ
と思った庶民のわたしです
そんな住宅事情にほえ~となりつつ
長年連れ添っても喧嘩するもんは喧嘩するし
でもその仲直りの方法って
だんだんきまってくるのかもしれないなと思いました
大体の夫婦は、子どもをもつことでより家族になっていくんでしょうが
いないとやっぱりどこかずっと恋人同士で
いられるのかもしれないですね
年取ってるはずなのに、二人には見た目の年齢を重ねただけの
若いころとそこまで中身に差がない2人に見えました
オデッセイを鑑賞したときも思いましたが
アメリカ映画によくある押しつけ家族愛バンザイ、
子どものためになんとしてでも生還するバンザイ
がなかった
必ずいれなくてもいい方向になりつつあるのかな
と思うと結構ほっとします
大人2人だけの世界は穏やかな幸せが
すごく長続きするんじゃないかなと思いました
ところで、シンシアのフレンチシックなおばあちゃんルック
よかったです
シャツ、チノパン、鮮やかなストール
いいですね~
ところで、ブルックリンで住宅事情の映画をやるなら
インテリアもうちょっと、もうちょっとこってほしかったな・・
統一感にいまひとつかけて、ダイニングも決して悪くはないけど
印象に残らない普通の家だったことがなんかひっかかった
新しく心ときめく家も、家具がとりはらわれていたし
そこに重きはおかない監督なんだろうなぁ
ながめのいい部屋に嘘偽りはなかったけどね!
そこが残念でした。
この後、ふるふる君と食事にむかったけど
やっぱりまだぎこちないので
とりあえずふるふる君をちゅーする勢いで超至近距離で見つめときました。
ちょっと嫌がる&照れる日本人男子ふるふる君を見て
なんでかわかりませんが、ほっとしたのでした。