33 : movie【ティファニーで朝食を】
この映画のアートポスターが額にいれて飾られていました。
オードリーの印象的な眼差しと、60年代を濃縮したファッションと色彩が好きでした。
(が、このオードリーに扮するコスプレの集団を目にすることがしばしばあるが、あれは少し恐怖です。)
オードリー扮するホリーの、所属と愛から逃げ惑う退廃的姿にシンパシーを感じつつ、あれだけ自由に生きられることが羨ましかった。
しかしこのシーンの可愛さは反則です。
大人になってとてもこのホリーによく似た女性に出会いました。
檻の中にとらえられることから逃げても
自分の檻には入っているんだ
と愛することから逃げ、南米にむかおうとするホリーを説得するポール。
愛をどれだけ誓っても、双方の努力がないと簡単に壊れてしまうのが人間関係。
ポールよ、いくら君が元娼夫だといっても、ホリーを好きになってもたぶん幸せにはなれないぞ。。と、ムーンリバーを聞きながら思っていました。
好きな人のそばにいることが幸せかもしれないけど、努力しあえなきゃその幸せは長続きしないし人はなかなか変わらないぞ。
ポールのその後を描いた映画、誰か撮ってください。