19 : books【官僚たちの夏】城山三郎
知らない間に2010年にドラマ化されていたようだ。
国の経済政策に奔走した実在の官僚の話をもとに書かれているが、
なにぶん1980年発行の本なので真偽はわからない。
ミスター通産省と呼ばれるエース官僚が、
日本の産業の国際競争力を確保するために
『特振法』という法案制定に奔走する話だ。
つまるところ、この法案は可決されないのだが
官民協調と体制金融という日本の産業政策の基盤となった。
ニッポンのサラリーマンここにあり、だ。
難しい案件を通す方法とは、
人事とは、
部下の育成とは
古典は未来永劫ベーシックなのである。
ビバ!ニッポンサラリーマンノスタルジー!
おじさまだけではなく
いまの30代も、ぜひよんでみてください。